2023-6-22 木

「親の家を売る。」著者で鎌倉在住ルポライター・永峰英太郎さん

今月発刊となりました「親の家を売る。」について、著者で鎌倉在住ルポライター・永峰英太郎さんにお話しいただきました。

                     

これまでも永峰さんの著書は多く、メディアでも話題になり その中から番組では「70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本」 「認知症の親を持つ子どもがいろいろなギモンを専門家に聞きました」 「これで安心”もしも”のときに 子どもに迷惑をかけないための準備ブック」 をご紹介させていただきました。どれも知っておきたいけれど、なかなか人に聞くことが出来なかったり  取り掛かりにくかったりしますが 親しみやすく わかりやすく 書かれています。

今回の13冊目となるのが「親の家を売る。」(自由国民社)、書こうと思ったきっかけは やはりご自身の体験から。

                  

本書では 親の家の維持・売却に必要な情報がすべて盛り込まれています。

1章 親が老いてきたら、話し合っておきたい「家」のこと

2章 親が住まなくなった「家」を維持する

3章 親の家を含め 相続税対策&申告をする

4章 親の家を売却する

5章 家の相続登記をする

それぞれの章の前には 導入部分としてマンガで表現されているのが親しみやすいです。

本書のおわりに~無人となった親の家の片づけをしていると、物置の奥に 池波正太郎の本が大量にあるのを発見しました・・・自分の知らない親の一面を見つけることができました・・など思いがつづられています。お父様はラジオ局のアナウンサーでいらっしゃいました。「私の親はまったく家の断捨離をしないまま この世を去ったため 片付けは大変でしたが その一方で こうした良い思い出を作ることもできました」とも書かれています。

監修者は 不動産コンサルタント、中古物件のスペシャリストの高橋正典さん。著書に『マイホームは、中古の戸建てを買いなさい!』(ダイヤモンド社)、『プロだけが知っている! 中古住宅の選び方・買い方』(朝日新聞出版)など。

「予備知識なし」は危険! 本書でしっかり知識を得てから取り組みましょう。 ◇予備知識なしで、親の家の維持や売却に挑むと、相当な苦労や失敗をします。 また、税金や家の売却金額で損をするリスクも高まります。 でも、大丈夫です! この本は、親の家の維持・売却に必要な情報をすべて盛り込みました。 本書を読んで、満足のいく家の維持・売却を実現しましょう。

お近くの書店に置いてない場合は 「親の家を売る。永峰英太郎」と検索を

最後の親孝行のつもりで書きました。ぜひ本書を参考にしてください、と永峰さん。