2023-8-2 水

逗子在住の写真家・森山大道さんと西村陽一郎さん

zushi art gallery (第2展示室)にて  森山大道+西村陽一郎 ギャラリーコレクション展  開催中! 今日のゲストは 逗子在住の写真家・森山大道さんと西村陽一郎さんです。

                    

 現在 神奈川県立近代美術館葉山でも企画展「挑発関係=中平卓馬×森山大道」開催中で 学芸員の方によるその入門講座も人気ですぐに定員に達したそうです。そしてチラシも交流センターなどに置くとすぐなくなって・・私も入手できず。

地元逗子や葉山の方 森山大道さんについて知りたい!という方が多いのでは・・ そして通常 テレビやラジオなどの取材は受けないそうですが 地元のFM局だからと ご出演を快諾いただき 森山大道さんをスタジオにお迎えすることができました。

                          

今回zushi art gallery では 大道さんの作品は、1982年写真集「光と影」から芍薬、桜など5点、1990年写真集「サン・ルウへの手紙」から「薔薇」と2021年写真集「Nへの手紙」から展示。

N氏とは 今回県立近代美術館葉山の企画展示のテーマにもなっている写真家・中平卓馬氏のこと。大道さんご自身から中平さんへの思いについてもお話いただきました。

                    

西村さん作品は貝殻7点(内アクリルブロックやフォトスタンドなど小物が6点)、ソフィアシリーズ7点、計14点が飾られています。ソフィアシリーズは、森山大道写真集「光と影」に印画紙とネガを挟み込んで光を当てたフォトグラム作品です。

 

                

また zushi art gallery には 大道さんの私物も展示されていますよ。両作家のオリジナルプリントの他、関連書籍も取り扱っています。

zushi art gallery第2展示室 森山大道+西村陽一郎 ギャラリーコレクション展 は 9月24日(日)まで 。入場無料。

会場は 京急逗子・葉山駅から徒歩2分。赤い橋の近くです。第1展示室では若い写真家の展示もあります。

さて神奈川県立近代美術館葉山で開催中の 企画展「挑発関係=中平卓馬×森山大道」も 9月24日(日)まで

~日本の写真史にその足跡を残すふたりの写真家・中平卓馬(1938–2015)と森山大道(1938– )は、お互いを唯一無二の同志であり好敵手と認める仲でした。本展は、半世紀にわたり展開されたふたりの写真表現を並行して検証しなおす、初めての機会となります。ともに若かりし頃に足繁く通った葉山を舞台に、各時代の写真作品を雑誌などの貴重な資料から振り返り、日本の写真界において奇跡とも言いうる希代の写真家同士の「挑発関係」を明らかにします~  

あわせてごらんいただければと思います。

最後に「写真は 記録、記憶、記念。こんなにおもしろいものはない」と大道さんは話していらっしゃいました、

なお大道さんの「光と影」からの2点(芍薬と桜)と西村さんの貝殻3点は、逗子市のふるさと納税の返礼品として逗子アートギャラリーから出品されているそうです。