2023-10-4 水
「余白の自然」kaleidoscope 金子幸さん
逗子アートフェスティバル2023 いよいよ今週土曜日から 始まります。今年は3年に一度のトリエンナーレ。規模を拡大して行われます。
今日は 旧逗子高等学校武道場で開催の「余白の自然」について アーティストのkaleidoscope(カレイドスコープ)金子幸さんをゲストにお話いただきました。
前回は2年前 ZAF2021に参加され 私も作品拝見しました。 当時のテーマは「知覚の境界」パルプ紙を貼り合わせて 大きなインスタレーション空間芸術に感動しました。
さて kaleidoscope(カレイドスコープ)は金子幸さん、北川一臣さん二人のアートユニットです。絵画、彫刻を主に制作していますが、映像作品、空間作品なども制作しています。
今回のテーマは「余白の自然」主軸にあるのが多様性。逗子にはさまざまな人、文化を受け入れる余白があると・・その意味合いについても語ってくださいました。
今回も4ヶ月前から 制作をスタートしました。作品には18万枚のパルプ紙を用意、1m~3mの岩石を制作、準備を進めてきました。その様子について・・
「この度の制作は初めて経験する課題が多く、我々にとって大きな挑戦でした。 その一つに、本番会場の環境での制作ではなく、別の場所での制作とその後の搬入がありました。およそ3mの大型の作品の制作、搬入もあり、実際にやってみるまで不安でした。 高齢者センターでの制作後 会場となる旧逗子高等学校の武道場で設営の作業も無事終えました。 作業に関しては 逗子葉山高校の生徒さん、聖和学院の中学・高校の生徒さん、教員の方々、市外からの大学生、ZAFメンバーの皆様も加わり、様々な交流と思わぬ相乗効果で大規模な共同作業になっています。 聖和学院に関しては、他校の武道場で頑張る生徒さん達のお手伝いの様子を学校のブログに掲載して下さり、副校長をはじめとした教員の先生や保護者の方々からとても嬉しい反響があったそうです」
参加型インスタレーションです。自由に植物を光る岩に着生させていただきます。パルプ紙でできた複数種の植物、およそ10,000個以上を今回作成しました。 観覧の皆様にはその植物手にとっていただき、あかりの灯った複数の岩につけていただきます。 時間経過とともに自然が育ち、刻々とその姿を変えていきます。参加した方の集積は影響を及ぼし、岩だけの空間は、時間と人の流れが溶け込み変化し続け、多様性が育まれます。
10月7日(土)~9日(月祝)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日) 10:00〜16:00 (最終入場 15:30)
旧逗子高等学校武道場 料金:無料(要予約) 京浜急行「神武寺」駅より徒歩12分 ★送迎バスあり 運行時間:10:00(逗子駅マクドナルド前始発)〜15:30頃(旧逗子高等学校発最終) 逗子駅マクドナルド前と旧逗子高等学校を往復 30分〜40分間隔 無料/定員9名 ※途中下車はできません。※駐車場はありません。無料シャトルバスまたは公共交通機関、自転車やバイクでお越しください。
入場には予約が必要です。予約フォームはこちらです。
そして ZAF2023 オープニングイベントが 10月7日(土)開催!
13:00~ZAF2023プロデューサー挨拶&ZAF紹介&カレイドスコープ紹介
13:20~逗子葉山高校軽音演部ライブ 13:45頃~逗子市長挨拶
14:00頃~志津野雷監督ドキュメンタリー作品「Beyond “documenta fifteen”」上映会30分&生演奏 志津野 雷と栗林 隆から生報告会も予定しています。
料金:無料(要予約)
また「余白の自然」と同じ日程 同じ会場で 以下の2つの展示もぜひお楽しみください。
● befor&after“documenta fifteen”展 ドイツのカッセルで5年に一度開催されるアートの祭典documenta fifteenに招待されたCINEMA CARAVAN&栗林隆。その制作プロセスでうまれた作品やドキュメンタリー映像の展示。
● 写真甲子園 2022/2023 成果発表展・写真展 逗子葉山高等学校写真部
こちらにお越しの際は 事前にご予約を推奨いたします。
「 ”余白の自然”は 制作に関わったすべての方々とこれからお越しいただく皆様により成長と進化を遂げる作品になっています。なので1回だけでなくなんどでも足をお運びください。そして変化を楽しんでください」と金子幸さん
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