2018-10-31 水
「鉄道ピアノ音楽大全 」作曲家・ピアニストの後藤國彦さん
昨日に比べると空気がひんやりしています。お帰りが遅くなる方は厚手のジャケットを。
今日のゲストさんは 逗子在住の作曲家でピアニストの後藤國彦さん。
前回は鍵盤音楽の歴史を多様に解釈・演奏する鍵盤音楽音楽史プロジェクトの際にご出演いただきました。久しぶりに逗子で演奏することになりました。そのタイトルは「鉄道ピアノ音楽大全 」です。
世界の鉄道の歴史をピアノ音楽でたどります。
後藤さんはお祖父様とお父様が鉄道関係の仕事をしていたため、鉄道をテーマとする音楽作品に縁を感じ、以前から楽譜を収集されてきましたが いざ、まとめて演奏会を行おうとすると、いろいろなことに気づく・・とおっしゃっていました。
「鉄道」には「音楽」にとって魅力的な要素が多いから。 特に機関車の動き(スピード感や、機械が作動するリズムなど)、音(列車が出す音、警笛や踏切、車掌や駅員の声、周囲の自然音など)、また、その存在感そのもの(重量感や、硬質な美しさ)、車窓に展開する様々な風景(特に山や谷、また、広がる平野、そしてトンネル。さらに季節感なども。。。)、乗り合わせる人々(また見送る人や出迎える人)の気持ち(特に、鉄道が敷設されたばかりの頃の興奮と喜び、驚き、などなど)。これらは全て、魅力的な音楽として表現できる要素! と熱く語ってくださいました。
番組内でおかけした、CD「鉄オタ クラシック」もユニークでしたね。
今回のコンサートでは 特徴のはっきりした作品を良く選んで並べ、かつ曲間に言葉で説明しながら進行します。例えば、スコット・ジョプリンがラグタイムで描く、アメリカ開拓時代の鉄道の雰囲気や、チェイシンズが中国的なメロディーを使って描く、香港のラッシュアワーの様子、またオネゲルの、蒸気機関車の発進から停止までを、20世紀初頭の最新鋭の音楽語法で活写しきった作品も。
機関車とピアノには共通する要素が多いです。)
さらに萩生哲郎さんの新作「横須賀・総武快速線の音楽」 まだ出来上がっていないとのことですが どんな曲なんでしょうか?
「鉄道ピアノ音楽大全 / Railway on the Keyboard」
出演: 後藤國彦(ピアノ)・ 萩生哲郎(ピアノ連弾)
11月10日(土)午後5時開演(4時半開場) 料金: 2,500円
場所: 結・YUIコミュニティホール(JR逗子駅 山の根口から徒歩1分)
お問い合わせは 046-871-3835 mkgoto@wing.ocn.ne.jp
つづいて「ハロー逗子」では 逗子文化プラザホール情報。文化プラザの柳田さんにうかがいました。
逗子文化プラザホールHPはコチラ
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