2018-11-10 土
小春日和
お早うございます。
小春日和、海日和♪
午後からは北寄りの風が上がるようで、ウインドサーファーは風待ちかな?
懐かしのウインドサーファー艇が日本でも広がりつつあり、12月にはパタヤビーチで、
ワールドレース開催予定!
11時「ピクチャーズデプト シネマセレクション」
今日は、京都にて「旅するダンボール」上映+ワークショップが行われるということで、
会場(MOVIX京都)からお電話でお聞きしました。
本日はダンボールから名刺入れを作られるとの事。
ちょうどスタートしたお時間で、お好きなダンボールを選ばれたり、切る作業の真っただ中。
ダンボールはダンボールアーティスト島津冬樹さんが京都の街で見つけたものや、
サウス・バイ・サウスウェストへ出品のため訪れたテキサス州で拾ってこられたものもあるのだそう!
そもそも島津さんがワークショップを始められた背景には、
ダンボールへの偏見を無くしてほしい、そんな気持ちがあるから。
ダンボールで何かを作るというと、最初は「汚いのでは?」とか
「すぐに壊れてしまうのでは?」とか、良いイメージを持たれていないのが現状。
しかし、実際に触れて、作って、出来上がって、使っていると分かるのが、「ぬくもり」。
それは、多くの人の手によって作られている、繋がりのぬくもり。
島津さんが伝えたいのは、このダンボールの温かさとのこと。
また自ら作ることで、ゴミと思われていたものが、それぞれの大切なものへと変わるのだ。
↓ダンボールで作られたクッション。
座ると、とても柔らかく、温かい!
映画の中でも、世界各国のワークショップの模様が描かれているのだけれど、
参加者はダンボールを拾っている時点で、また用意されているダンボールから選ぶ時点で、
ダンボールがダンボール以上のものになっている気がしました。
ただの紙や箱でなく、自分の手で作る大切なものになっているなと感じられました。
しかし、島津さんがダンボールでお財布を作ろうとしたきっかけは、
そんなアートから・・・、でななく!。
美術の大学在学中、古いお財布を買い替えたいと思ったものの、
お金が無い。
そこで、授業で使おうとしていたダンボールで作ってみたところ、
その可能性に気が付き、魅力に取りつかれたというもの。
必要に迫られたところからアートが生まれ、人生の宝物を見つけられたのですね。
さて皆さんも、発見を体感、宝物も見つけられませんか?
11月21日(水) 渋谷の朝日新聞メディアラボにて、
ワークショップ+トークショー(汐巻さん、島津さん、岡島監督)を開催。
参加などについては、ピクチャーズデプトのHPやFBをご覧くださいね。
コーナー内でお掛けしました曲
[Where The Streets Have No Name (I Can’t Take My Eyes Off You)] / Pet Shop Boys
は、島津さんのリクエスト。
ペットショップボーイズの曲のリミックス具合と、
色々な人の想いがミックスされて出来るダンボールや
ダンボールからお財布などを作るアップサイクルと重なるのでは、
との気持ちからとのこと。