2018-11-30 金
11月30日 OA
◆「臺さんの美味しい戯言」臺 佳彦さん。
◆星空リビング~プラネタリウムプランナー かわいじゅんこ先生
お久しぶりです!
先週のこの時間は、静岡で天体望遠鏡作りとプラネタリウム作りのワークショップをやっていました。多くの方にご参加いただいて、とても楽しい時間でした。
そして、その時に必ず、話をしていたのが、12月14日の夜の「ふたご座流星群」。
毎年、ハズレ無しの盛り上がる流星群です。
毎年、どこで見ようか?と悩むところなのですが、今年は、横須賀の秋谷にあります、「SYOKU-YABO農園」で、どっぷり楽しむ企画があります!
名付けて「仕事帰りに流星群―ふたご座流星群を楽しもう!-」です!!!
流星群とは、毎年同じ時期に流れ星がたくさん見られる天文現象です。
その流れ星についている名前は、たまたまその星座のあたりから、放射状に流れ星が流れるように見える「輻射点」という場所があるからなのです。
ふたご座は冬を代表する星座。ちょうど夜になればなるほど高く昇り、ふたご座流星群の夜は、夜中の12時くらいに頭の真上くらいに昇ってきます。
このふたご、お父さんはゼウスです。スパルタのお妃のレダに恋をしてどうしても彼女を自分のものにしたくなりました。いつものことですが。
そこで、侍女を連れてく宮殿近くの湖に水浴びをしに行く機会を狙いました。水浴びですから、裸になります。そして、そこに白鳥に変身したゼウスが舞い降ります。美しい純白の白鳥に思わず抱き着いてしまう、レダ。そして、彼女は卵を産んだのです!
二つの卵を産み、男の子の双子と女の子の双子が誕生しました。その男の子の双子が兄のカストルと弟のポルックスです。スパルタ国の英雄として仲良くすくすくと育った双子は、ある戦争でカストルが敵の弓矢に胸をいられ死んでしまうのです。ポルックスは悲しみ、兄を蘇らせて欲しいと神に頼みますが、死者をよみがえらせることは神でもできません。それならば、僕も死にたいと訴えますが、実は、弟のポルックスは神の血を引いていたので、死ぬことができないのです。それでも嘆き悲しむ姿を見て、ゼウスは何とか二人を一緒にいさせてやることはできないか、と考えます。そして、星の世界なら二人はいつまでも一緒にいられる、と星座にしたということです。
仲良く二つ並んで輝く、カストルとポルックスは、カストルが銀色、ポルクッスが金色と言われています。
仕事帰りに流星群」~ふたご座流星群を見よう!~
今年のふたご座流星群は12月14日21時頃に、流星群の活動が最も活発になる「極大」を迎えると予想されています。この日の夜22時半過ぎには月は沈み、条件は更に良くなります。20時頃から流星が出現し始め、夜明け前まで出現が続くでしょう。空の暗い場所で観察したときに見える流星の数は、最も多いときで1時間あたり40個程度と予想されます。
この辺りで暗い場所を探すのは、なかなか難しいのですが、「SYOKU-YABO農園」は、暗い上に、お手洗いもありますからとても安心。今回は、暖かい軽食をいただきながら星のお話と星空をお楽しみいただきます。
お話し会には間に合わないけれど、金曜日の夜、仕事から帰って参加したいという方は、ご相談ください。
【開催日時】2018年12月14日(金)※曇天雨天中止
19:00ーふたご座流星群のお話しと今見える星空のお話し
その後、外で流星観察。
20:30―飲み物ラストオーダー
※随時解散されて結構です。
【会場】SYOKU-YABO農園(横須賀市芦名2-1717)※駐車場あり。
【参加費用】お一人様2000円(お話会、軽食付き)
【お話し】宙の学校校長 かわいじゅんこ
【定員】20名
【持ち物】とにかく、暖かい恰好。ダウンジャケットなど暖かい上着、帽子、耳あて、マフラー、てぶくろ、携帯カイロ、寝転がって見ますので、敷物(キャンプ用の銀マットなどがいいでしょう)、懐中電灯(できれば、赤いセロファンを付けてください)寝袋があると暖かいです。
【お申込み】「宙の学校HP」より、①イベント名 ②お名前 ③参加人数 ④携帯電話番号を記載の上、お申込みください。
「ふたご座流星群」は、年間三大流星群のひとつで、一晩に見られる流星数としては年間最大の流星群です。条件が整うと一晩の流星数が500個を越える時もあります。1時間あたりの流星数も40個から60個、多いときには100個近くに達します。最近は明るい流星や流星痕の出現も観測されており、とても印象的な流星群です。
(第一候補)12月14日23時頃~15日日の出(日本時)
(第二候補)12月13日日没後~14日日の出(日本時)
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