DJ DIARY（鈴木梨江）

早いもので、あと2ヶ月で平成から新元号に切り替わります。ここのところメディアで「平成に流行った歌」や「平成の出来事」をふりかえり特集するなど、いよいよ改元がせまってきたなと感じますよね。

以前、微笑みの国「タイ」へ旅行した折に、バンコクの市場でカレンダーに西暦とともに2540年と書かれていまいた。タイも元号があるの？しかも2540年？と驚いていたら「今年はタイ太陽暦2540年よ（当時の西暦1997年）」とのこと。よくよく聞いてみると、タイの公式の暦で、釈迦の入滅の日と信じられている西暦紀元前543年を「0年」とする「仏滅紀元」で数えられている、いわゆる仏歴なんですね。タイ人にとっては一般的でよく使われているようでした。定まった紀元からずっと続いている独特の暦を、とても敬虔な仏教徒であるタイ人が大事にしてることを実感しました。

このように海外は宗教的な意味合いで元号や暦が存在していて、日本の元号とはまたっちょっと意味合いが違ってきますね。改元される制度がない海外の方に、日本の一世一元を説明すると驚かれたりするんですよ。

昭和から平成、平成から新元号と、新たな元号に変わることで気持ちも一新される雰囲気を感じますが、皆さんはいかがでしょうか？平成のうちにもう少し断捨離して身軽にしておきたい！と真剣に考えてはいるのですが。。。気付いたらあっという間に2ヶ月経ってしまいそうです。