2021-10-19 火

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは江刺家愛です。

長いこと気になっておりました日焼け止めクリームによる海の環境への影響について

朝日新聞に掲載されていました。

日焼け止めに含まれる一部の成分が、サンゴ礁に悪影響を与える恐れがあるとして、

販売や使用を禁止する動きが国内外のビーチで出始めています。

ハワイ州観光局は今年1月に、一部の日焼け止めの販売を禁止したとのこと。

バージン諸島、パラオ、タイなども規制する動きが広がっています。

日本では、石垣島の米原海岸が独自のルールの基づき、2019年から規制を呼び掛けているそうです。

国際自然保護連盟でも、サンゴ礁が日焼け止めに含まれる化学物質にできるだけさらされないよう、

法や規制を奨励する決議が採択されました。

対象となっているのは、オキシベンゾンやオクチノサートといった化学物質が含まれるもの。

成分がサンゴの白化を促したり、成長を阻害する可能性があるとのこと。

尚、国内の海で低濃度ではあるけれど、日焼け止めの成分が検出されたとの報告もあるそうです。

私が日焼け止めと海の環境について不安視したのは、以前に5,6人で海水浴に来られた方々が、

体中に日焼け止めを塗られて海の中へ入られていくのを見て、ふと、

「ひと夏でどれほどの日焼け止めクリームの成分が海へ流出しているのかしら・・・?」と、

想像し怖くなったからです。

私はアトピー性皮膚炎のため日焼け止めクリームを塗れず、また化学成分にも敏感になってしまうのですが、

人間以上にそのような成分に敏感であるだろう珊瑚や魚たちが、それらの混ざった海ですごしていると考えると、

切なく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

しかし、オゾン層が破壊され紫外線が益々強くなっている今、日焼け止めクリームを塗らないと健康面で危険ともいわれ、

一概に塗ってはいけないとの声を上げるばかりではいけないと思います。

とても難しいなと感じています。

でもオゾン層の破壊を招いたのは他ならぬ人間。

そう考えますと、人間が行っていること全て、良きにつけ悪しきにつけ、

巡り巡って人間にかえってくるもの。そして地球やほかの生き物にもゆくゆくは影響を与えることに・・・。

皆様はどうお考えになりますでしょう?