2022-2-22 火

クロマチックハーモニカ奏者・山下伶さん

今日のタウントピックスでは 3月6日(日)横須賀三浦教育会館で開催される「山下伶が奏でる魅惑の世界 ~クロマチックハーモニカコンサート」をご紹介いたしました。

山下さんは「第34回F.I.H.JAPAN」(2014年)ハーモニカ・コンテスト総合グランプリ受賞者。メジャーレーベルから通算5枚のアルバムを発表しています。

今回の主催者のメッセージから→ 2021年7月3日題名のない音楽会、山下伶さんが演奏するクロマチックハーモニカを聴き、その音色が強く印象に残りました。今までに聴いたハーモニカよりも表現が豊かで胸に響くものがありました。クロマチックハーモニカは、その名(Chromatic=半音階)のとおり、♯(シャープ)や♭(フラット)といった派生音を出すことができる表現力に富んだ楽器です。  山下伶さんの演奏をユーチューブでも聴いてみました。ジャズやクラシック、ポップスなど音楽のジャンルを問わず演奏する姿に引き付けられました。 ピアソラの名曲リベルタンゴの演奏は、力強く哀愁と情熱のこもったものでした。リベルタンゴは、リベルタ「自由」と「タンゴ」をつなげてピアソラが名付けた造語で、自由なタンゴという意味です。  最も心を打たれたのは、イタリア映画「ひまわり」のテーマ曲です。クロマチックハーモニカによる哀愁を漂わせる曲が流れると、一面に咲き乱れるひまわり畑や主演のソフェアローレンの悲しい顔のシーンが浮かんできます。クロマチックハーニカ独特の演奏は、愛を割く戦争の悲劇と切なくも美しい響きに胸がいっぱいになりました。 この感動を市民のみなさまと共有したいと思い、山下伶コンサート開催について知人に聞きました。Aさんが友だちに話したところ、開催してほしい参加したいという声が多くでたそうです。早速、依頼し快諾をいただきました。山下伶さんからは、「横須賀は大好きな街で、今回コンサートで伺えると知りとても嬉しいです!」とメールが届き元気づけられました。  

              

3月6日(日)、山下伶クロマチックハーモニカコンサートを開催します。演奏曲は、多くの人々に愛されてきた映画音楽の名曲「ムーンリバー・ひまわり」、ユーミンの「海を見ていた午後」、山口百恵さんが歌った「秋桜・横須賀ストリー」、美空ひばりさんの「川の流れのように」などです。山下伶さんの情感豊かなハーモニカの世界を堪能してほしいと思います。

お届けした曲は アルバム「Fantastic Films」から「ムーンリバー」

リスナーさんからも「クロマチックハーモニカ 素敵ですね。とても綺麗な音色でムーンリバー、癒されます」とツイート。

詳しくは 公益財団法人横須賀三浦教育会館HPコチラ