2022-3-11 金

Daily Zushi-Hayama Friday 3月11日OA

  1. 今日は3月11日。東日本大震災が起こった日です。

今年もJR逗子駅前と東逗子ヨークマート前では、鎮魂ブース、献花台を設けます。

また、震災が起こった午後2時46分黙祷を行います。晋道も番組終了後お手伝いします。

◆BeachFM Magazine No.64本日発行!

今回の特集は「海街で保護犬と暮らす」今日は表紙のイラストレーター鈴木英人さんに電話インタビューさせて頂きました。

てんこのプラビーダ

湘南ビーチFM をお聞きの皆さん、こんにちは。てんこ、こと久保田典子です。

ALS という全身の筋肉が少しずつ動かなくなっていく、進行性の難病を患っています。声帯にも進行して声が出ないため、しんどうアナに読んで貰っています。

そして、手が動かないので、視線入力のパソコンで書いています。

このオンエアの日が311日と聞いて、思うことが色々ありました。自分は震災当時は、娘の高校説明会に参加していました。体育館がアトラクションのように揺れたことを覚えています。咄嗟に娘の上に覆い被さるようにしましたが…他にも、そういう母娘がいたことを、妙に覚えています。

幸いにも家族や親戚に被災した者はおりませんでしたが、その地震の被害の全貌が明らかになればなるほど、目を覆いたくなるような痛ましさでした。今でも癒えない傷を抱えておられる方のために、祈るばかりです。

もう一つ、祈るしかない出来事に驚きました。ロシアのウクライナ侵攻です。そして、一冊の本を思い出しました。「みどりのゆび」という児童書ですが、平和についての深い考察があるように感じるからです。主人公のチトという少年は、触れた所から植物を生やしてしまうのです。普通なら生えないような所からも…です。そのチトが父親の経営する兵器工場で、あちこち触りまくるから…。

いざ、使おうとしたら、戦車にも砲弾にも植物が生えて来て、戦争どころじゃなくなってしまったというのです!戦場が緑に覆われて、花が咲いて、、、兵隊の心に優しさが戻ったら、これ以上のことはないですよね?ウクライナのロシア軍の武器にも同じことが起きればいいのに…と祈らずにはいられませんでした。

やられたらやり返す!とか、やられる前の抑止力とか、そういう次元を超えた所に反戦平和への道があるのかなぁと、思いました。車椅子だから…って、面倒がらずに、選挙には行こうとも思いました。

我が家の緑は、寒さ対策でリビングにいるベンジャミンが不調で、黄色い葉っぱが出てきてしまいました。きっとテレビの横で、戦争のニュースを聞きすぎて、気分が悪いんだろうと思います。そこで一句。

ベンジャミン開戦聞いて枯れる春

お聞き下さり、ありがとうございました。

 

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生

今年は、寒い寒いと言ってましたけど、もうすぐ春分の日ですし、さすがにそろそろ温かさを感じますよね。「三寒四温」なんて言葉も良く耳にします。気象庁によりますと、「冬期に、3日間くらい寒い日が続き、その次の4日間くらい暖かく、コレが繰り返されること。中国北部、朝鮮半島などに顕著な現象。」とあります。でも日本ではコレと同じようなことが冬にはありません。でも、日本の2月から3月にかけて、このような天気になるそうです。細かく言うと、いろいろありますが、季節の変わり目、暖かかったり寒かったりを繰り返して、徐々に暖かさが増してくる、と言う事なんだと思います。コレは、もう日本人の肌感覚なんでしょうね。
そして、夜空もだんだんと冬から春へと移り変わっています。
今頃22時を過ぎますと、南の空には春の星座たちが見えています。
南の空の高いところに、ハテナのマークを、鏡で反転させたようなの並びがあります。
コレがしし座の頭から胸にかけての星達。下の点の部分には1等星のレグルスが輝いています。そこから東()がわに向かって長四角があって、それがししの胴体。さらにその先に三角があって、それがししの尻尾。と言う感じです。しし座が顔を向けている方向には、かに座がいますが、暗い星ばかりで、なかなか見つけるのは難しく、感じてもらうしかないかも()でも。更にその先のふたご座のカストルとポルックスが分かれば、双眼鏡を使って、かに座の素敵な星団を見ることができます。ふたご座の黄色く明るい方のポルッ
クスとしし座のレグルスを結んでその真ん中辺りを双眼鏡で見てみると、たくさんの星が固まっているのが見えます。それがプレセペ星団。ワタシは、かに味噌星団と読んでいます。コレは、ちょうどかにの甲羅の中にあるからです。
そして、かにの下には、お友達のうみへび座の頭がありまして、長い体を地平線まで伸ばしています。更に、かに座より明るい星をもっていて、2等星のアルファルドが、目を引きます。というのも、アラビア語で「孤独なもの」を意味するアルファルドの周りには、明るい星が無く、ぽつんとあるからです。ぜひ、このオレンジ色の星を見つけ手見てください。ウミヘビの尻尾の先の方に、船の帆のような台形が見つかれば、それは、からす座です。今頃はまだ地平線を少し登った辺りなので、ちょっと探しにくいかもしれませんが、春はまだこれからなので、もう少々お待ちください。桜が咲けば、夜桜を見に行ったりして、夜に上を見上げることも増えるでしょう?そんな、春本番には、春の大曲線や春の大三角や春のダイヤモンドをご紹介していきたいと思います。

★番組終わって、逗子駅前に作られた東日本大震災鎮魂と献花ブースのお手伝いをさせて頂きました。

逗子駅前献花台。沢山の方が足を止めてくださいました

昨日、森川さんの番組にご出演くださった真壁さん。

そして、震災が発生した2:46に駅前に集まった片田田と一緒に黙祷を行いました。

逗子市桐ケ谷市長

3月13ン美地にペシロックというライブをする「つなぐっぺし」のお2人。震災直後からボランティアを行っています。