2022-8-12 金

Daily Zushi-Hayama Friday 8月12日OA

◆ライフセーバー電話インタビュー:葉山ライフセービングクラブ加藤智美さんに電話インタビュー

台風が近づいています。明日は特にお天気が心配です。

明日はゆっくり家でお休みして、日曜日が良いかもしれません。

「ライフセーバーとあそぼう」イベントも好評でした。

今年はあと1回、8月21日です。夏の思い出に、自由研究に、是非、ライフセーバーに会いにいらしてください!

◆BeachFM Magazineショップリスト掲載店のご紹介:株式会社誠行社 お客様相談室 室長 小林正道さんと葬祭部 第一課課長代理 田中慎太郎さんにお話を伺いました。

株式会社 誠行社と言いましたら、 小坪斎場、桜山斎場 月華そして昨年オープンした月華鎌倉と、このエリアでは皆さまほぼご存じかと思います。

コロナ禍でお葬式の形も変わってきました。

沢山の方が参列できなかったり、家族だけになったり。

大切なのはどのようなお式にしたいかご予算も含めて、しっかりコミュニケーションをとる事です。

不謹慎と思わずに、ご本人の意向を聞いたり、ご生前に遺影をご自分でご用意なさる方もいらっしゃいます。

どんな細かな事でも、不安な事はご相談ください。

晋道も、今年2月に夫の母を亡くし誠行社さんにお世話になりました。

母の兄弟など高齢者が多かったので、負担がかからないように、それでもきちんとお別れが出来るように、小坪斎場での葬儀をご提案頂き、移動も無くとても有難かったです。

桜山斎場 月華では、秋に見学会も行います。

就活セミナーも併せて行う予定ですので、是非見学にいらしてください。

晋道もお盆のこの時期、自分のお葬式についても考えてみたいと思います。後悔の無いように。

株式会社誠行社 小坪斎場・桜山斎場 月華さんの情報は「株式会社誠行社」と検索してみてください。

webサイトはこちら

桜山斎場 月華の場所は県道24号を逗子駅からバスで「福祉会館 入口」下車 1分となります。

また湘南ビーチFMフリーマガジン65号、ショップリストに掲載中です。

◆「てんこのプラビーダ」てんこちゃんこと久保田典子さんの今月の一句。

湘南ビーチFM をお聞きの皆さん、こんにちは。てんこ、こと久保田典子です。

ALSという、全身の筋肉が少しずつ動かなくなっていく進行性の難病を患い、声が出ないため、しんどうアナに読んで頂きます。手が動かないので、原稿は視線入力のパソコンで書いています。

最近はとうとう脚の動きがかなり弱っていることを、認めざるを得ないと思うようになりました。今はヘルパーさんの介助の歩行器でトイレに行っているのですが、その足の力が弱くなってしまったのです。

まず「手に力がないから、ズボンが上げられない」というところから、トイレ介助を受ける決心がつきました。約2年前のことです。きっかけは最後の着衣だけでしたが、だんだんとできないことが増えていきました。

理学療法士さんに介助法を統一してもらってからは、脚の力をどれだけ維持していくか?が課題になりました。ある訪問看護のナースに「久保田さんはあらゆる意味で、私たちの常識を崩してくれるじゃない?だってまだトイレに行っているからね!」と言われた、その「まだ」と言うのが、この5月。発症して4年半、仕事ができなくなって3年経ったこの5月でした。

歩行器へ覆い被さるようになり、歩幅が小さくなり、擦り足になり、そろそろ潮時かな…と思っていた矢先、膝折れをしてしまいました。しかも、二日続けて。

ここから、家族かヘルパーが揃う時、二人で介助しないと駄目ということになりました。他にも紙パンツ•オムツ、ポータブルトイレを試してみて、トイレキャリーの試乗をしました。「次」を考えた挙句、排泄物が自動でラップに包まれるポータブルに決めました。

しかし、これには訪問看護のナースはいい顔をしません。「尿の色などで、水分の多い少ないを観るし、健康管理のために色々な事がわかるのに…袋に入って出てきたんでは困る」

なるほど、たしかに。と、思いました。でも、重度訪問のヘルパーには私の友人がいたり、未経験者でも募集しているので、なるべく簡単な方がいいと言って、反対を突っぱねてしまいました。ナースは、いつも私が嫌がる痰吸引をするので、ここで日頃の手綱を緩めてくれたのでしょう。

「ま、使ってみて不都合があれば、また今度は息子さんの初任給で買ってもらうといいよ」

これを聞いた息子は笑っていました。20年前には、保育園の帰り道に「大人になったら、おかーさんにヴィッツ買ってあげる」と言っていた息子。まさか、初任給でポータブルトイレを買わされる羽目になるとは思わなかったでしょう。ま、乗り物という点では、同じようなことでしょうかね?

息子の話で終わったから、息子が内定を報告してくれた時の俳句を紹介します。写真は、いきなり中部地方の会社を告げられ、動悸がして、 最高値が120になるほど驚いた時のものです。

朱夏(しゅか)に聞く 内定終わる親の技(わざ)

 

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

毎年やってくる流星群。まもなく「ペルセウス座流星群」が極大を迎えます。今年の極大、ピークは、日本時間の13日の10時。明るい時間なので、観察するとすると13日の夜明けまででしょうか。

ただ、今年は月が明るいのです。今日が満月なのです。一晩中月が明るい・・・。

それでも見上げなければ、流れ星をみることは絶対にできません。

今夜から13日の明け方にかけて頑張ってみませんか?

それからもう一つ、興味深い情報が。

昨年のペルセウス座流星群とのき、ピークと考えられていた日の1日半後に、例年のピークの2倍以上流れるという予想外の活動が観測されました。ダストトレイルという彗星がまき散らしたチリの帯と地球の位置関係で考えると、今年、そのときと同じ位置関係にくるのは、14日の23時。この時間は、東の南よりには月齢16.4の少し欠けた月が明るく、その東側には、木星が輝いています。そして、北東にはペルセウス座が昇ってきています。この明るさに負けない大きな流星が流れてくれるコトを願いつつ見上げてみましょう!

ペルセウスと言えば、エチオピア王家の物語にも登場して、大活躍ですが、それよりも前からいろいろなお話しがあるのです。まずは誕生から。

アルゴスの国王・アクリシウスには、ダナエという美しい娘がいました。
ある夜、アクリシウスは夢を見るのですが、それは「将来、お前は娘が産んだ男子に滅ぼされる運命にある」という神のお告げでした。
驚いたアクリシウスは、これを恐れ、ダナエを城の中にある高い塔のひと部屋に閉じ込め、決して誰にも合わせないようにします。

ダナエは、ひとり塔に閉じ込められた日々を過ごしていたのですが、ある時、大神・ゼウスは天空からダナエを認めます。
ゼウスは、黄金の雨となってダナエに降り注ぎ、やがて、ダナエはひとりの男の子を出産します。それがペルセウスです。
アクリシウスは大慌て。自分を滅ぼすかもしれない男の子が生まれたので、これには困りました。それに、半分はゼウスの血を引いているのですから、どうにも困り果ててしまいます。アクリシウスは、ふたりを遠くへやってしまう事を考え、乱暴にも、ふたりを大きな木箱に詰め込んで、海へと流してしまいます。この木箱は、やがてセリポスという島に流れ着きます。木箱は島の漁師・ディクテスによって拾われるのですが、蓋を開けてみると、子どもを抱いて泣いている美しい女性が閉じ込められていることに、ディクテスはとても驚きます。
ディクテスは心が優しく、小さなペルセウスとダナエを、自分のうちへ連れて行きます。
そして、やがてはダナエも落ち着き、ペルセウスもたくましい青年として成長していきます。セリポス島の王でもあるディクテスの兄・ポリデクスは、美しいダナエを我がものにしようと思うのですが、ダナエはディクテスへ心が引かれ、ポリデクスなどは相手にしません。そればかりではなく、ポリデクスにはたくましいペルセウスも邪魔で仕方ありません。
そこで、ある祝宴の席で、ポリデクスはペルセウスに難題をふっかけます。
ポリデクス王の誕生日には祝いの宴が催されていました。この祝宴の席で、ポリデクスは「お前は何を祝いの品としてもってきたのか」と、ペルセウスに問いかけます。

ペルセウスが何も持ってくることができないことを知っての問いですが、ペルセウスは「今は何も差し上げられませんが、いずれはゴルゴンの首でも献上いたしましょう」と答えてしまいます。ポリデクスは待っていたとばかりに、「では、さっそくその首を取ってきてもらおうではないか」と、ペルセウスに言いつけてしまいます。
このゴルゴンの首というのは、ポルキュスという怪物と、怪魚の女神・ケートーとの間に生まれた、三姉妹の怪物たちで、それぞれ、ステノー、エウリュアレ、そしてメドゥーサという名前で、ステノーとエウリュアレは不死身の怪物でした。

 つづく。